<Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 最終日◇20日◇鹿児島高牧CC(鹿児島県)◇6419ヤード・パー72>
堀琴音が鮮やかに2勝目をつかんだ。首位発進から終始崩れる様子を見せず、最後は接戦を制し、昨年7月以来のツアー2勝目を早々に決めた。
昨年使っていたものから、ドライバーと3W、7Wを変更した今シーズン。「新作が出て前より飛んだので替えました」と、こだわりというより、新モデルが出て、それがよければ使うというスタンス。記者から「ドライバーが良くなったのはクラブ?スイング?」と問われ、「どっちもですね」と笑顔を見せる。
そのドライバーは『ローグST◆◆◆』で、キャロウェイは「プロトタイプ」と言うが、マークはしっかり刻印されている。「飛距離が伸びた。いま一番自信があるのはドライバー」と、狭いホールも多い中、フェアウェイキープ率が3日連続12/14ホールと、大会4番目の数字。ニュークラブが結果につながっている。
3日間の平均パット数も「27.67」と、全体9位だった。パッティングスタイルもクロウグリップを駆使し、ショートパットで安定感を見せた。16番では上りの3メートル、17番で下りの1.5メートルのスライスラインを決めパーセーブした。
苦難の時を乗り越え覚醒している堀。今後のクラブ動向にも注目だ。
【堀琴音の優勝ギア】
1W:キャロウェイ ROGUE ST◆◆◆(10.5°/Tour AD HD-5S 45.75インチ)
3W:キャロウェイ ROGUE ST◆◆◆(15°/Tour AD HD-5S)
5W:ブリヂストン TOUR B X-F(18°/Tour AD HD-5S)
7W:テーラーメイド ステルス(21°/Tour AD HD-5S)
4,5U:ブリヂストン X-DRIVE GR(23,25°/MCH 60S)
6I〜PW:ブリヂストン TOUR B X-CB
A,SW:ジューシー tT(51,58度)
PT:テーラーメイド TRUSS TB2トラスセンター
BALL:ブリヂストン TOUR B X
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