14日、“JPマクマナス・プロアマ”の大会主催者が、今年7月の大会にタイガー・ウッズ(米国)が出場すると発表した。
同大会は2日間のプロアマイベントで、セントアンドリュースでの全英オープン(7月14〜17日)の前週、7月4〜5日、アイルランドのアデア・マナー・ゴルフリゾート、2027年のライダーカップが行われるコースで開催されるもの。ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジョン・ラーム(スペイン)、ジャスティン・トーマス(米国)、コリン・モリカワ(米国)などビッグネームが揃って出場する。
タイガーはこのプロアマイベントに出場するのは4度目。アイルランドのビジネスマンで、以前はサッカーのマンチェスター・ユナイテッドのオーナーの一人でもあったJPマクマナス氏は「タイガーは我々の素晴らしい友人でこのチャリティープロアマをとても支援してくれている。出場を決めてくれたことにとても興奮している」とコメントを発表した。
同イベントは20年、21年とコロナ禍のため中止され、3年ぶりの開催となる。
昨年2月の交通事故で大けがを負った右脚で、マスターズ・トーナメント(4月7〜10日)で1年5カ月ぶりに競技復帰を果たしたタイガーは、4日間を戦い終えたあとに英国のテレビインタビューで、聖地セントアンドリュースで開催される7月の全英オープンへの出場を明言していた。その全英の前週はアイルランドで2日間のプレーをすることになる。
タイガーは7月までの参戦はついては確定させず、5月の全米プロ選手権(5月19〜22日・米オクラホマ州)、6月の全米オープン選手権(6月16〜19日・米マサチューセッツ州)への出場は「準備はトライする。マスターズのようにサザンヒルズ(全米プロ)に向けても準備して、体がどういう反応をするかできめたい」と話していた。(文・武川玲子=米国在住)
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