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申ジエの2つの“自信”が平均ストローク1位に導く【翔太のスタッツNo.1】

鈴木愛の賞金女王、MVPの2冠達成で幕を閉じた2017年シーズン。各スタッツの1位になった選手を今季1年間、青木瀬令奈のキャディを務めた大西翔太氏に解説してもらった。

1ラウンド当たりの平均ストローク数【(ストローク数×72÷コース所定パー)÷ラウンド数】(※コース所定パーが72以外の場合、パー72に換算したストローク数に調整する。規定ラウンド数を満たしている選手のみ対象とする)のトップに輝いたのは申ジエ(韓国)。ジエは平均ストロークだけでなく、平均パット数、平均バーディ数、パーセーブ率、パーブレーク率、リカバリー率、パー3最少スコアの7冠に輝いた。
全てのスタッツ・能力が高くなければ獲得できない平均ストローク1位の座。大西氏はジエの持つテクニックに加え、「自分を信じていること」を強さの1つに挙げる。
「ジエさんを見ていていつも感じるのは、良いものがあったら何でも取り入れるところ」と大西氏。中でもクラブ契約フリーの恩恵が一番大きいという。「ドライバーにしてもアイアンにしても、かなりの頻度で変わっている。普通のプレーヤーなら、感覚が変わるのを恐れて変更になかなか踏み切れませんが、ジエさんはスパッといく。常に自分のゴルフをベースとして、何が合うのか探しています。何故それができるのかと言えば、今の自分に見合ったものを探す能力が高いのはもちろん、その判断に自信があるからです」
さらに、「自信」がスコアメイクに活きている点として「攻め方」を挙げた。「ジエさんは手堅いゴルフをする選手、という印象を持っている方もいるかもしれませんが、実はツアーでも屈指の攻撃的な選手。そのアグレッシブなスタイルが、平均ストロークを減らすことに繋がりました。守っているだけならここまで良いストロークになりませんから。もちろん、攻めて行って外しても、パーを拾える技術があってこそですが」
そんなジエの真骨頂を大西氏が目撃したのが2016年の「伊藤園レディス」だった。「去年の話になりますが、最終日の17番パー3での攻め方に驚きました。風は無風ですが、左はすぐ池。そしてピンは左奥というホールロケーション。ほとんどの選手が池を嫌がって右に出していましたが、ジエさんだけは大き目のクラブを持って、池から回してきてフェードを打っていました。卓越した技術は置いておいて、これは強い精神力と自信があるからこそできることで、“ここでバーディを獲る”と覚悟を決めたらリスクを恐れず攻められる選手。そういった気持ちが、今年の平均ストローク1位につながったのではないでしょうか」
ちなみに昨年の平均ストローク1位はイ・ボミ(韓国)。70.0922という数字はツアー制施行後史上最少の数字だった。なお2017年は13位(71.5203)。
【2017年平均ストロークランキング】
1位:申ジエ 70.2920
2位:テレサ・ルー 70.6061
3位:イ ミニョン 70.7278
4位:鈴木愛 70.7447
5位:キム・ハヌル 70.7700
【2016年平均ストロークランキング】
1位:イ・ボミ 70.0922
2位:申ジエ 70.4709
3位:キム・ハヌル 70.5273
4位:笠りつ子 70.7214
5位:テレサ・ルー 70.7915
解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。2016年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。プロゴルファーの大西葵は実妹。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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