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「むちゃくちゃ」から「ステディ」なゴルフへ 渋野日向子の『71』に詰まっていた感情

<ポートランドクラシック 2日目◇16日◇コロンビア・エッジウォーターCC(米オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>
首位と4打差のトータル6アンダー・13位タイで、3戦ぶりの決勝ラウンド進出を決めた渋野日向子。リーダーボード上の結果だけを見ると上々にも思えるが、本人は「むちゃくちゃなゴルフ」に首をかしげる。
「こんなに騒がしいのも久しぶり。アンダーで回れたのはビックリ」。苦笑いを浮かべながら話すように、確かに本当にいろいろなことが起きた2日目だった。4番のボギーを5番パー5のバウンスバックで返した後の7番パー5では、ピン手前8メートルからのイーグルトライを決め拍手を浴びた。
8番では初日の13番に続いて2日続けてのチップインバーディを奪い、10番パー5では2打目を池に落としながらも、その後をパーでまとめあげた。11番では本人が“一番印象に残った”と振り返る、林のなかからのミラクルパーセーブも。『71』というスコアのなかには、“歓喜”、“不満”、“驚き”、“怒り”、そんな喜怒哀楽がつめこまれていた。
5アンダーで3位発進を決めた初日だったが、その内容には「50点」と辛口の評価を与えていた。2日目も目を見張るプレーは多かったが、その反面、ミスでうなだれるシーンも目についた。例えばバーディを奪った5番も、ティショットをひっかけ左に伸びる池方向に飛び「ヒヤッとした」後に奪ったもの。グリーン左奥の傾斜下から決めた8番のチップインも、「一番外しちゃいけんところに外した。モヤモヤしたけどラッキーでした」と、ショットのミスが結果的にバーディにつながっただけと認識している。
前日はスコアを支えてくれたパットに関しても、14番、16番で1.5メートルを外しボギーを叩くなど、後味が悪いものに。「緩んで当たって右に出てしまうことが多かった。それを把握して今度は左に引っかけたり」。こういったプレーの1つひとつが、よかったプレーを“霧”のなかに隠す。前日訴えていた“モヤモヤ感”についても、「きょうの方がやばい。内容も内容ですし、最後はパッティングがあの結果だし…。上がりが悪いのは残念」とより深さを増したというのが本音だ。
前日10回だったフェアウェイキープ数は、2日目は7回にダウン。パーオン数も13回から10回に減り、そういった数字も「全体的にひっかけて、思うようなショットを打てる回数は少なかった」という印象を増す要素になる。結果ではなく「内容」を、今は強く追い求めているが故の葛藤だ。
ただ、その深いモヤのなかに差し込む“一筋の光”が無かったのかというと、そうではない。「ドライバーは最後振れていたから、よくとらえていい」と思えるし、「15、16、17番とアイアンショットも方向、飛び方はよかった」ということも感じている。課題にしてきた『ショットの距離感』も「少しずつだけど合ってきている」というのもポジティブに考えていい部分だ。あとは「いいなと思う距離感が打てたショットも多かったけど、それよりもミスが目立った」という悪い部分との差を少なくしていくこと。それが急務となる。
3戦ぶりの予選通過だけでなく、しっかりと上位を狙える位置に踏みとどまったのも事実。「もう少しいい内容のゴルフができたらいい。あれだけ荒れていると、自分も不安になる。もっとステディなゴルフができたらいいですね」。大荒れの一日を乗り越えた次は、安定飛行でスコアを伸ばすムービングデーへ。それを本人が一番期待している。(文・間宮輝憲)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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