<ファーマーズ・インシュランス・オープン 3日目◇27日◇トリーパインズGC (米カリフォルニア州)◇サウスC 7765ヤード・パー72、ノースC 7258ヤード・パー72 >トップ10が見える位置にも手放しには喜ばなかった。松山英樹は5バーディ・2ボギーと3つ伸ばしてトータル4アンダーで15位タイに浮上するも「良いプレーはできたけど、先はないかなという感じ」と話した。
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36位タイから浮上を狙った松山はインコースから出ると約8.5メートルを沈めてバーディ先行。その後はボギーが2作るなど伸ばしあぐねる展開が続いたが、折り返しての1番、2番と連続バーディ。さらに4番でも残り156ヤードからベタピンショットでスコアを伸ばしてトップ10の見える位置まで上がった。だが、手応えという意味では薄い。「今日はフェアウェイに行ったので良かった」というティショットも、「良いパットが入ってくれていた」というグリーン上も松山の言葉を借りれば「合わせ合わせ」。感覚と結果のかみ合わせという意味ではもう一段階上げたいところ。上位が見えたことにも「そんな望めるような状態じゃない」と言うに留まったが、スコアが出てきたのは好材料。残すはあと1日、西海岸屈指の名コースでいい締めくくりをしたい。
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