世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
宮里 藍(AI MIYAZATO)
もはや、USLPGAツアーの顔になりつつある宮里藍。米国では幾度となく苦しめられてきたが、今季は開幕2戦連続TOP10フィニッシュ。今季の宮里には大きな期待が寄せられるだろう!
AI MIYAZATO
ブリヂストン・ツアーステージ Xドライブ P51-5プロトタイプ
【長さ】45.5インチ 【シャフト】ツアーデザインB09-03W(S)
【ロフト】9.5度 【バランス】D0/p>
1985年6月19日生まれ 155cm 52kg
2004年プロ転向
日本ツアー14勝
LPGツアー7勝
USLPGAツアーを主戦場にする宮里藍と宮里美香には共通点がある。それは、ともにドローボールヒッターであることだ。宮里藍は、肩のターンを自分の意志で行い、その動きに腕、クラブの動きを同調させていくタイプ。体のターンを急いでは、腕、クラブが遅れて連動させるのが難しい。そこで、独特のゆっくりしたモーションになる。ダウンスイングの切り返しでも左腰をわずかにスライドさせ、アッパーブローに振りやすい構えを作る。フットワークもフェードボールヒッターより大きな動きになる。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。