世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
宮里 美香(MIKA MIYAZATO)
先週のUSLPGAツアーでは2日目に2位Tに浮上。3日目には失速してしまったが、その存在感は確実に大きくなっている宮里美香。USLPGAツアーには2009年から本格参戦。4年目の今季は悲願の初優勝を遂げたいものだ。
MIKA MIYAZATO
1989年10月10日生まれ 160cm
2008年プロ転向
10年日本女子オープン優勝
スイングの前半は、上半身主導で下半身の動きを抑えたワインドアップ型。スイングテンポは宮里藍よりもかなり速い。ダウンスイングでは下半身主導に切り替わる。腰をわずかにスライドさせ右ヒザを送り込むようにフットワークを使う。この部分の動きは宮里藍と同じで、やはりインサイドからのアッパー軌道でボールを打ち抜いていく。左サイドへの重心移動も大きくフィニッシュでは左足に乗り切っている。フォロースルーで加速させる感覚がポイントになる。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。