世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
Charles Howell III(チャールズ・ハウエル III)
2000年にプロ転向。翌01年にはノンメンバー(シード権無し)で153万ドルを稼ぎ出し、堂々のシード入り。これは当時の記録にもなっている。ショットメーカーとして有名だが、いまだ2勝しか挙げていない。今年33歳と脂が乗り始める頃だけにそろそろ3勝目が見たい。
1979年6月20日生まれ 180cm 70kg
2011年平均飛距離 297.3ヤード(40位)
2011年フェアウェイキープ率 57.51%(143位)
左右ストロンググリップにするメリットは、トップスイングまでに深くコッキングしやすいこと。そして、ダウンスイングでもそのコッキングをキープすることで大きなタメを作れることだ。ダウンスイングでボディー部を早くインパクト態勢にして、クラブヘッドが走り出し、加速していくのを待つ。インパクトまで顔の向きが変わらないのは、その位置で待っているからだ。待てずに顔を上げ始めてしまえば、そこでコックがほどけてダフるか、振り遅れてプッシュアウトになる。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。