世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
松山 英樹(HIDEKI MATSUYAMA)
日本人の中で誰よりも先にマスターズ出場を決めている松山。大きなスイングアークから繰り出される精度の高いショットと、本番に強い大和魂は今年のマスターズでも注目の的だ!
HIDEKI MATSUYAMA
1992年2月25日生まれ 180cm
東北福祉大2年
10年アジアアマ優勝
11年マスターズローアマ
左肩、左腕による始動、左腕の静かなローテーション、コッキング・・・どこをとっても最新スイングでの基本がしっかりと守られている。ゆっくりしたバックスイングは、それらを個所ごとに確認しながらの動作であるかのようにさえ見える。ダウンスイングへの切り返しでの左腰の動作方向とその次の瞬間に起こる左足の伸び。これによって腰はレベルターンに切り替えられ、左右の腕のローテーションと合わせてクラブはオンプレーンのままに大きく振り抜かれる。後方からのトップスイングでの右ヒジのポジションも理想的だ。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。