世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
石川 遼(RYO ISHIKAWA)
自力でのマスターズ出場を叶えるため、積極的にUSPGAツアーに参戦している石川。 先週のノーザントラストオープンは、3日目、最終日と崩れ72位タイ。 マスターズに自力出場可能なワールドランク50位以内を目指して、日々鍛錬を繰り返している。
RYO ISHIKAWA
ヨネックスEZONEタイプ380
【長さ】45インチ 【シャフト】グラファイトデザイン・ツアーAD DJ-8(TX)【ロフト】9度 【バランス】D4
1991年9月17日生まれ 174cm 68k
出生地:埼玉県松伏町
趣味:音楽鑑賞
プロ転向年:2008年
通算勝利数:日本ツアー9勝
2010年獲得賞金額(順位):¥151,461,479(3位)
生涯獲得賞金額(順位):¥441,303,696(60位)
ワールドランキング:44位
2010年 シーズン STATS |
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平均ストローク:69.92(4位) 平均飛距離:296.79Y(3位) フェアウェイキープ率:49.20%(71位) パーオン率:66.74%(9位) 平均パット数:1.7368(2位) |
※ツアーデータは日本ツアー
石川のスイングスピードは速い。その猛スピードの中で、実は細やかな動きを見事にやってのけている。それはハーフウェイダウンからフォロースルーへの左右の腕のローテーションだ。左肩関節の筋肉を発信源にして左腕を時計回りと反対にローリングさせる。肩関節の筋肉から左前腕部へ。左前腕部から左手首へとローリング動作は滑らかに伝わっていく。ダウンスイングで、左腕がわずかに湾曲している。ピンと伸ばしたのでは、ローリングさせにくい。そして右腕、右手首の解放が加わって、左右の腕が入れ替わる。フォロースルーで左上腕が左脇に密着しているところも見逃せない。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。