世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
MATTEO MANASSERO(マッテオ・マナセロ)
16歳2ヶ月で全英アマチュア選手権に史上最年少優勝。ゴルフ界に衝撃を与えたM・マナセロ。 翌年の2010年には欧州PGAツアーの「カスティーヨ・マスターズ」で欧州ツアー史上最年少記録を樹立。 若狭溢れる期待の新星に注目だ!
マッテオ・マナセロ
1993年4月19日生まれ 183cm 79kg
2010年プロ転向
欧州ツアー2勝
体のターンと腕の振り、クラブの動きが同調したバランス重視のスイングで、ショット精度の高さ、反復性の高さを物語っている。求めているのは飛距離ではなく、再現性の高さであり、コントロールされたショットであるといえる。こうした志向のゴルファーなら、マナセロのトップスイングでの右前腕部に注目してもらいたい。前傾した上半身とほぼ平行に収まっているところである。コッキングは行われているが、左腕のローリングはほとんど見られない。コンパクトでバランスのよいスイングだ。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。