世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
TIGER WOODS(タイガー・ウッズ)
公私に様々な出来事があり、スランプと呼ばれ復活できないとも言われてきたT・ウッズ。今季は、自身初戦となるアブダビHSBC選手権では3日目にはトップに立ち、優勝こそできなかったが復活の兆しをファンに見せつけた。強いタイガー復活の日を見逃すわけにはいかない。
タイガー・ウッズ
ナイキVRツアー
【長さ】44.5インチ 【シャフト】三菱レイヨン・ディアマナD73(X) 【ロフト】8.5度 【バランス】D4.75
1975年12月30日生まれ 185.5cm 84kg
出生地:カリフォルニア州サイプレス
趣味:バスケットボール、ドライブ、スポーツ全般
プロ転向年:1996年
通算勝利数:メジャー14勝、PGAツアー57勝、欧州ツアー5勝
2010年獲得賞金額(順位):$1,294,765(68位)
生涯獲得賞金額(順位):$94,349,400(1位)
ワールドランキング:5位
2010年 シーズン STATS |
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平均ストローク:70.32(129位) 平均飛距離:295.8Y(25位) フェアウェイキープ率:57.21%(160位) パーオン率:64.07%(153位) 平均パット数:1.751(21位) |
※ツアーデータは2010年のもの、通算勝利数、生涯獲得賞金額(順位)、ワールドランキングは3月14日現在。
完全復活を目指すタイガーは、スイング改造にも取り組んでいる。最新スイングでは6:4で左足に体重をかけた一軸打法をモノにしようと調整を続けている。この一軸打法では、始動動作が短く、コッキングが早めにスタートする。グリップが右足をすぎたところから始まるコッキングは、そのままトップスイングまで続けられ、それによって上半身が強くコイリングされる。ただし、コッキングが深くなりすぎたことで、インパクトのタイミングにズレが見られる。さらなる調整が必要か。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。