世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
K・J・Choi(K・J・チョイ)
日本でプレー後、2000年からPGATOURに本格参戦したK.J.チョイ。2002年には、2勝を挙げ一躍トップ選手のひとりに。飛距離はないが、安定したショットで確実にトップに絡むプレースタイルは多くのアジア人の見本にもなっている。
1970年5月19日生まれ 173cm 84kg
2011年平均飛距離 285.6ヤード(134位)
2011年フェアウェイキープ率 61.99%(91位)
しっかりした土台でコンパクトなトップスイングを作りたいならKJを参考にするといい。始動は低く、まっすぐに。グリップエンドをお腹につけ、右人差し指がシャフトに触れるぐらい短く持って、KJのようにテークバックしてみよう。最初の30〜50センチは、グリップエンドがお腹から離れないように。すると、重心もこの段階で右足に移る。時計文字盤でいうとおよそ8時を指すあたりか。ここからは、左グリップエンドを下に向けるようにする。その反作用でクラブヘッドは上昇する。必要以上に体を使わないトップを作れる。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。