世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
David Toms(デビッド・トムズ)
シニア入りまであと5年となったD・トムズだが、そのキレの良いスイングはまだまだ 健在。昨年も平均ストロークは69.71で9位と飛ばないながらも、ハイアベレージをキープしている。シニア入りの前に、もう数勝挙げたいところだ!
1967年1月4日生まれ 178cm 72.5kg
2011年平均飛距離 279.1ヤード(175位)
2011年フェアウェイキープ率 71.82%(6位)
スクェアグリップでコッキングは最小限に抑えられている。ストロンググリップが主流になった現在では、少数派タイプのスイングではある。このタイプはダウンスイング以降アームローテーションを意識するのではなく、別の動きでクラブヘッドを穏やかにターンさせていく。その動きとは、左腕のローリングだ。トップスイングから左腕を(自分から見て)時計回りと反対に捻り続けていく。時間をかけてクラブヘッドをリリースしていく恰好になる。そのため、コッキングも早めにほどけている。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。