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話題のクラブを多角的に検証「ギア総研」

今回は、ダンロップスリクソンZ965&スリクソン Z765&スリクソンZ565アイアン

「ゴルフパートナー」で働く、クラブオタクの藤川清幸と凄腕クラフトマン、 山崎康寛が、ゴルファーのクラブ選びをサポートするべく、徹底試打レポート。 どれが自分に合っているのか、悩めるクラブの見極め方を解説。

中上級者向けとして、歴代モデルが高い評価を受けているスリクソンのアイアン。男女のツアープロにも使用者が多く、その機能は折り紙つき。最新モデルはプロの要望を取り入れて、フェース面を拡大。さらに改良された「ツアーVTソール」がさまざまなライに対応する。軟鉄鍛造の『Z965』と『Z765』は操作性と軟らかな打感が特徴。軟鉄鍛造ボディにクロムバナジウム鋼フェースの『Z565』はやさしさが加わったポケットキャビティだ。

“抜けのよさ”を追求した新ソールの3モデル

プロの意見を参考に改良された「ツアーVTソール」は、バックサイドを削って抜け感が向上している。
振り抜きやすくなった、3モデルの特徴を紹介。

ユーザーに合わせた微妙な“顔”の違い

シャープな『Z965』に対して、トップブレードが厚くなった『Z765』の方が安心感のある形状になっています。『Z565』は少しグースをつけているので、ボールのつかまりをイメージしやすいヘッドです(藤川)

ソールに見えるお助け機能 強めのバンス角が効く!

狭いソール幅の『Z965』。やや幅広の『Z765』は許容性向上のほか、低重心でボールが上がりやすい効果も期待できます。『Z565』はソール前方に絶妙なバンス角をつけて、入射角のブレに対応しやすくしています(藤川)

独自のマイルド熱処理で さらに軟らかな打感を実現

一体成型の軟鉄鍛造アイアンの中でも、独自の熱処理を施した『Z965』と『Z765』の、マイルドで球持ちの良い打感は特筆もの。ヘッドも少し大きくなり、着実な進化を感じます(藤川)

カリスマ店長・藤川の視点

見た目よりもやさしく 打感のよさも楽しめる

私のヘッドスピードでは、マッスルバックは選択肢から外してしまいそうですが、思っていた以上に上手く打てました。多少ボールは上がりづらいものの、十分に扱えます。芯のある打感が心地いいですね。

クラフトマン・山崎の視点

コントロールしやすく 同じ距離をきっちり打てる

フェースコントロールがしやすく、どこに当たっているかがダイレクトに感じやすいのがいいですね。カットされたソールは地面に刺さりにくく、上手く機能してくれます。3モデルの中では一番飛距離が安定しそうです。

こんな人には『Z965』がいい

・マッスルバックを使いたいゴルファー ・打感の良さを好むギアマニア ・球筋を打ち分けたい上級者

カリスマ店長・藤川の視点

強い球をイメージできる 厚みのあるトップブレード

『Z965』と比べてそれほど許容性に大きな違いは感じませんが、ソール幅が広くてトップブレードに厚みがあるので、安心感のある形状です。3モデルとも前作からフェース部のメッキが変わり、より構えやすくなっています。

クラフトマン・山崎の視点

フェードボールが打ちやすい フックを嫌う中上級者向き

球筋の打ち分けがしっかりできるのがいいハーフキャビティの条件ですが、フェードがつねに打ちやすく、逆につかまりはそれほどでもありません。バンスがしっかりあり、ソールの当たりが強い方が好みの人向きです。

こんな人には『Z765』がいい

・フェードで攻めたいゴルファー ・軟鉄鍛造の打感を好む人 ・高さを出してグリーンに止めたい中上級者

カリスマ店長・藤川の視点

軟鉄と遜色のない いい打感で人気抜群

打球音は高めですが、自分で打っている分にはいい音で、軟鉄一体成型と遜色なく、細部まで計算されていると感じます。ミスの許容性が高く、かなり幅広いゴルファーが扱えそうです。それだけに人気も高いですね。

クラフトマン・山崎の視点

打ち込んでも払ってもOK スコアをまとめられるアイアン

ボールが上がりやすく、打点のブレにも強い完成度の高いアイアンです。ダウンブローで打ち込んでも、払い打ちしてもソールが機能してくれて、やさしく扱えます。ヘッドスピードが速いと、少し上がりすぎるかもしれません。

こんな人には『Z565』がいい

・オートマチックなアイアンが欲しい人 ・飛距離も打感も求めるゴルファー ・競技で結果を出したい中上級者

やさしさを求めて『Z765』、『Z565』が拮抗!

発売当初は上級者を中心に『Z765』が人気でしたが、10月以降は『Z565』が幅広い層に売れています。マッスルバックの『Z965』は全体の1割強です。シャフトは、特注仕様ながら『NSプロ・モーダス3ツアー120』の人気が高く、これまで『NS980』、『DG』の2強だったのが変わりつつある印象です(藤川)

選び方のココがポイント

はっきりとした特徴を持つ3モデル 求める機能を決めて選ぼう

3モデルとも完成度が高いですが、それぞれに特徴がはっきりしています。弾道を操りやすい『Z965』。マイルドな打感で球持ちがよく、ミスの許容性もある『Z765』。ボールが上がりやすく、中上級者にも打ちやすく仕上がった『Z565』。アイアンにどんな機能を求めるかが決まれば、選ぶのは容易でしょう(藤川)

計測方法

藤川店長のヘッドスピードはドライバー換算で42m/s。試打結果は5球打った平均値。計測には弾道解析器「GC2」を使用。山崎クラフトマンは、ヘッドスピード45m/s、50m/s相当で試打したインプレッション

軟鉄鍛造アイアンは数多くありますが、『Z965』と『Z765』は最高レベルの打感の良さが味わえます。特に、『Z965』はヘッドがひと回り大きくなったこともあり、やさしく仕上がったマッスルバックです。『Z565』は高強度のフェース素材を採用しているものの、打感・打球音とも好印象で、他の2モデルにない卓越したやさしさがあります。どのモデルも強烈に飛ぶわけではありませんが、アイアンとしての機能を高次元に満たした快作といえるでしょう(藤川)

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