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タイガー・ウッズが4打差発進！大会8勝男の帰還に興奮のるつぼ、前日施した秘策とは？

＜WGC-ブリヂストン招待 初日◇2日◇ファイアーストーンCC（7,400ヤード・パー70）＞
大会8勝を挙げている“ファイアーストーン男”が4年ぶりに帰ってきた。2014年以来となるタイガー・ウッズ（米国）が登場。ツアー最後の優勝を13年に飾っている思い出深い大会で5バーディ・1ボギーの「66」。4アンダー・14位タイと順調な滑り出しを見せた。
【連続写真】前日撮影！タイガー・ウッズの最新パッティングストローク！
INコースから出たウッズは、11番の2打目をピンに絡めてバーディを奪取。その後もバーディを奪うたびに、コース中に響き渡るほどの大歓声がヒーローの周りを包んだ。声援に後押しされるようにウッズも躍動。最後まで攻撃の手を緩めず、首位と4打差、大会9勝目に向けて好スタートを切った。
2週前の「全英オープン」の結果により世界ランク50位に滑り込み、土壇場でチャンスをつかんだウッズ。久々のファイアーストーンでのラウンドに「本当にパッティングの調子が良くて快適に回ることができた」と笑顔を見せる。同組で回ったジェイソン・デイ（オーストラリア）も「アイアンの距離感も素晴らしかったし、本当にいいプレーだった」と褒め称えた。
「このところパッティングの転がりが悪かったので、昨日はだいぶ練習したんだ。特に下りを練習して、転がりが良くなった」と、独自の矯正法でつかんだフィーリングを存分に発揮。「ショットが悪い中でもこのスコアならよし」と、ショット不調の中でもスコアをまとめてみせた。
好スタートを切れたとなれば目指す先はただ1つ。「ここではたくさんの思い出があって、今日はそれを感じた。うまくいけば、もう1つそれを増やすことができる」。今年で最後となるファイアーストーンで、9つ目のトロフィーを奪う気は満々だ。（文・秋田義和）

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