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チップインバーディスタートも…、今季好調の成田美寿々は「消極的すぎた」

＜全英リコー女子オープン 初日◇2日◇ロイヤルリザム＆セントアンズGC（6,585ヤード・パー71）＞
3年ぶりの「全英リコー女子オープン」出場となった成田美寿々。パー3の1番ではティショットをバンカーに入れるも、チップインバーディスタート。絶好の滑り出しを見せたが、その後は得意の積極性が影を潜め、2バーディ・5ボギーの3オーバー・102位タイと、出遅れた。
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「ティショット以外は全部悪かった」と、切れ味鋭いアイアンショットが飛び出すことなく、グリーンオンしても「バーディチャンスにつかなかった」と、チャンスを作り出せない。チャンスが来ても「グリーンの状態はいいけど、私の状態が悪い」と、決めきれない場面を振り返った。
強気が持ち味の成田。今季は国内女子ツアーで2勝を挙げ、故障で苦しむ鈴木愛から女王の座を奪う筆頭とみられているが、この日は苦しいラウンドに終始。入ったと思ったパットが何度もカップに蹴られるシーンにも、「珍しいですね、だいたいカップに触れずに外れるというのが多いので（笑）。触れているからまだいいかな」と、自虐的な発言も飛び出すほどだ。
首位とは離れているが、まずは予選通過を目指す戦いを強いられる2日目。「まだまだ始まったばかり。自分でも消極的すぎたと思うので、がんがんと攻撃的なゴルフをしたい」と、巻き返しを誓ってコースを後にした。

<ゴルフ情報ALBA.Net>