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「歯が立たない」 全英の壁に跳ね返されたなでしこたち それぞれの悔しい思い

＜全英リコー女子オープン 2日目◇3日◇ロイヤルリザム＆セントアンズGC（6,585ヤード・パー72）＞
日本勢6人が出場している「全英リコー女子オープン」2日目。比嘉真美子が優勝戦線に食い込み、初出場の岡山絵里が予選通過を果たした一方で、大きな期待を背負った畑岡奈紗をはじめ、4人が予選落ち。悔しさを胸に、コースを後にした。

6月の米国女子ツアー「ショップライト・クラシック」最終日に「61」をマークして2位に入った横峯さくら。その後は調子を落としていたこともあり、悔しさもひとしおだ。「やっぱり苦手。ぜんぜん歯が立たない」と、トータル8オーバーに終わったリンクスでの戦いを振り返った。
それでも初日終了後にアン・ソンジュ（韓国）から1つアドバイスをもらい、「結果には結びつかなかったけど、光が見えてきた。そこは感謝したい」と、次戦以降の戦いに希望を持つ。
今季海外女子メジャー第1戦の「ANAインスピレーション」で優勝争いを演じた上原彩子は、トータル2オーバーでカットラインに1打足りずに予選落ち。終盤の3連続バーディで追い上げを見せたが、初日のトリプルボギースタートが響いてしまった。
「4オーバーからのスタートだったのでバーディを取っていかないといけなかった。なかなか前半はチャンスを生かせなかった」と、苦しい戦いに終始。首位発進を決めたこともある本大会での予選落ちを今後につなげることができるか。
開幕前、クラブが会場に届かないというアクシデントに見舞われた成田美寿々は、「前半はショットが良かったのですが、チャンスをものにできなかった。それが後半の焦りにつながりました」。前日同様、グリーン上で精彩を欠き、「今日もカップに蹴られまくった」とパットにも苦しんだ成田。「4日間やれないと話にならないので…」と唇をかんだ。
日本が誇るトッププレーヤーたちの無念。それぞれの思いを胸に、この悔しさを後半戦にぶつける。
<ゴルフ情報ALBA.Net>