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岡山絵里は最終日にアンダーパー、収穫多く「また戻ってきたい」

＜全英リコー女子オープン 最終日◇5日◇ロイヤルリザム＆セントアンズGC（6,585ヤード・パー72）＞
はじめての海外メジャー挑戦は52位タイに終わったが、岡山絵里にとって「全英リコー女子オープン」での経験は、結果以上に収穫の多い大会となった。
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最終日は持ち前のアイアンショットがさえた。2番、3番こそ連続ボギーとしたが、「ただでは帰れぬ」思いが岡山を奮起させた。5番でこの日初バーディを奪うと、後半は3バーディ。今大会ベストの「70」をマークし、トータル4オーバーまで巻き返した。
前日に語った最終日の戦略は「5番までを静かに回りたい」だったが、「3番は鬼門なんです」と、初日からボギー、ボギー、ダブルボギー。この日もあやうくダブルボギーになりかけたが、3メートルのボギーパットを沈めて見せた。そこからは本来のゴルフを取り戻した。「ようやくアイアンのフィーリングも良くなって、バーディチャンスも多かった。それをパターで決められて良かった。きわどいパーパットもきっちり決められたのでアンダーで回れた」と、笑顔で話す。
3日目の3連続ダブルボギーが悔やまれるが、それ以外の戦いは自信にもなっている。それでも「このコースで10アンダー以上出すとか、上手な選手を見られて良かった」と、目指すべきトップレベルを体感できたことは大きい。「大変だろうと思うけど、自分のゴルフをもっと磨いて、（海外で）チャレンジしたいと思う」と、海外挑戦も頭をよぎる。
「レパートリーが増えたアプローチは日本でも役立つ」と、過酷なリンクスでの戦いから得たものもあった。「もっとドライバーの精度を上げたい。こっちの選手は曲げない」。世界との差を実感することもできた。「すごく楽しかった。またこの試合に戻ってきたい。それをモチベーションに今後も頑張りたい」と、新たな目標を胸に帰国の途につく。
<ゴルフ情報ALBA.Net>