ゴルフウェアブランド・アンパスィ本社にて行われた新作展示会に、今季ツアー本格参戦となる松田鈴英が登場。来年の春夏コレクションを前に「どれもかわいい!」とはじける笑顔をのぞかせた。
【写真】前夜祭では大人っぽくドレスアップ!
今季がツアー本格参戦1年目ながら、同ウェアブランドのほか、大手家具小売りの株式会社ニトリと所属契約を結ぶなど、数々のスポンサーを背負って戦う注目選手の一人だ。ここまで賞金ランク36位と、安定して結果を残しており、今でこそ「本当に楽しくてしょうがないです!」と満面の笑顔を見せるが、この1年を振り返ると、もちろん楽しいことばかりではなかった。
2017年はプロテストトップ合格の資格で「北海道meijiカップ」から14試合に参戦。そのうち10試合は予選落ちと、プロトーナメントの厳しさを味わった。「去年は本当に苦しいことばかりでした」。同期より一足先に経験がつめる一方、すべてが初体験のなかで、ともに戦う仲間がいないことが精神的にこたえた。
「去年は同期もいない。誰ともご飯にも行かないので、練習に行って終わり。ずっと父と二人でした」と、慣れない環境の中でうまく息抜きもできなかった。「だけど、今思えばいい経験。去年がなければ、今の成績は出せていないと思います」。今季着々と頭角を現している要因は、ツアーに慣れてきたことはもちろん、仲間の存在が大きい。「同期もいるし、先輩とも話せるようになってきて、今は居場所があるというか。同期もみんなうまいから刺激しあえるし、オフはバーベキューをやったりして。めっちゃ楽しいんですよ」。田村亜矢、沖せいら、小祝さくらなど、仲のいい同期生たちが松田の支えとなっている。
「今年はシードが絶対の目標。今はニチレイレディスの4位が最高なので、次はベスト3、その次は優勝というのが目標です!」と元気にガッツポーズ。持ち前の天真爛漫さで同期や先輩の女子プロたちに囲まれている松田だが、今後も多くのファンを魅了していくに違いない。
<ゴルフ情報ALBA.Net>