後半戦7試合目となる「CAT Ladies」終了時点の暫定リランキングが発表された。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(9月21日〜23日)後に行われる第2回リランキングでおおよそ35位〜40位に入れば、その後の試合で優先的に出場することが可能となる。
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第1回で下位に沈んだ選手たちは、優先的に出場ができるリランキング上位者とは違い、少ないチャンスをものにして上位に入り、高額賞金を獲得することが要求される。
今大会では“黄金世代”の大里桃子がツアー初優勝を果たしたが、同世代の一角と言われてきた吉本ひかるも躍動。今大会前まで12試合中9度の予選落ちと苦しいシーズンを送っていたが、先週は初日に「69」の好スタートを切ると、トータル6アンダー・6位タイで大会をフィニッシュ。今季初のトップ10入りを果たして賞金180万円を獲得、暫定リランキング59位から10人抜きとなる49位(賞金総額約340万円)に浮上を遂げた。
また、先週まで5試合連続で予選落ちを喫していた香妻琴乃も奮起。2日目には今季初の60台(69)をマークするなど、約1年2ケ月ぶりとなるトップ10入り(6位タイ)を果たし、賞金総額約341万円で、リランキング58位から48位に急上昇。とりわけ、今大会ではパットが冴えわたり、3日間での平均パット数は26.67で堂々の1位。かつてのパット女王が復調の兆しを見せた。
吉本、香妻は23日(木)に北海道で開幕する「ニトリレディス」に出場予定。2戦連続での上位フィニッシュで“下剋上”を狙っていく。
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