<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 3日目◇8日◇小杉カントリークラブ(6,605ヤード・パー72)>
今季何度も優勝争いに加わり、“ツアーで最も優勝に近い選手”の一人である小祝さくら。メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」でも3日目を終えて、トータル6アンダーの3位タイと上位争いに加わっている。
そんな小祝だが、自身の実力に加え、勝みなみ、新垣比菜、大里桃子ら今季ツアーを賑わせている選手たち、いわゆる“黄金世代”の一人として注目を浴びている。「小祝さくら」とネット検索すればサジェスト(検索した文字列に関連の深い語句を逐次予測して表示する機能)で「小祝さくら かわいい」と出てくるほどのルックスも相まって、ゴルフファンから熱視線が注がれている。
だが、当の本人は目立つことが嫌いらしい。「目立つのは好きじゃないんです。普段も地味。全てが(笑)小さいときから人より目立つのが嫌で…」。紺や白、青緑などあまり目立たない色のウェアをチョイスするのも「派手目な服が苦手だから」というのが理由。
自分が新聞などで大きく扱われることがあっても、「見ないですね。クリッピングとかもしないです。買ってきてくれても、それを見たところで何とも思わないし…」。テレビで自分が映っていれば別の部屋に移動するという。
それが“自分の顔が好きじゃない”ことが理由だというから驚く。「自分の顔を見たくないんですよね。好きなところなんて一切ないですから」。流行している写真共有アプリのインスタグラムをやっているが、「自分の顔が写っている写真は絶対に投稿しない」と徹底している。
“可愛いですね”と言われても「お世辞で言っているんだな」と何とも思わないという小祝だが、そうはいってもプロゴルファー。「スコアで目立つのは…まぁまぁですかね」とそれはそれでアリな様子。最終日にまた“小祝さくら”の名がリーダーボードの上位にきて、注目を集めることを期待したい。(文・秋田義和)
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