<マンシングウェアレディース東海クラシック 事前情報◇13日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6446ヤード・パー72)>
今大会ホステスプロのイ・ボミ(韓国)が、プロアマ戦に出場。主催するデサントの契約プロとして、アマチュアとのラウンドを楽しんだ。また、この日には「気分転換」という、“秘策”を明かした。
先週の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」を背中痛で途中棄権したボミだが、この日は笑顔にあふれた一日となった。今季は16試合で予選落ちが7回、棄権が1回とかつてのプレーは影を潜めている。プレーへの不安はまだまだ拭えないようで「アドレスからずっと考えてしまっている感じ。タイミングを合わせてしまっている」と、目指す場所への到達はまだできていない様子を浮かべた。
そこで「気分転換」にと試したのが、新たなドライバーだ。同社の新製品と見られるクラブに替え、18ホールを回った。「楽な気持ちで振ることができる。出球の強さ、角度がとてもいい感じ。カチャカチャがついていたのにはびっくりしました」と、明日からの本戦でもバッグにおさめることを明言した。新クラブの詳細な情報はまだ明かされていないが、同社のホームページによると『10月2日に全てが明らかになる』と掲載されている。
「いいタイミング、いいスイングをできるようにしたい。練習ではいい感じで振れているので、自信を持ってフルスイングできるようにしたい」と力を込めた。体調に不安を抱えながらも、出場を選んだ大会。ここでの活躍は、誰よりもボミ自身が一番望んでいることだ。(文・間宮輝憲)
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