<日本女子オープンゴルフ選手権 事前情報◇26日◇千葉カントリークラブ野田コース(6,677ヤード・パー72)>
ギャラリー入場可能な練習日。プロに負けず劣らず多くのギャラリーを引き連れたのが、ナショナルチームのメンバーだ。この日は安田祐香、古江彩佳(ともに滝川第二高3年)、小倉彩愛(岡山操山高3年)が同組で練習ラウンド。その1組後には、吉田優利(麗澤高3年)、佐渡山理莉(沖縄県立名護高3年)、西村優菜(大阪商業大学高3年)と、今年のナショナルチームメンバーが勢そろいした。
【写真】アマチュア3人代活躍!富士の麓でプラチナが輝く!
6人全員が日本アマチュアゴルフランキングのトップ10に入っている、そうそうたるメンバー。ナショナルチームのそろいのユニフォームを着てラウンドする姿は圧巻だ。
なかでも、今季レギュラーツアーで3度のトップ10入りを果たしている安田、今季「日本女子アマ」、「日本ジュニア」2冠の吉田は特に注目の的。サインや写真を求めて多くのファンが集まった。
「注目していただけることにはだんだん慣れてきましたし、“頑張れ”って言ってもらえてうれしいです」(安田)と力が入る。加えて、一番のライバルの存在もやる気に火をつけた。「(吉田とは)一番仲がいいので、向こうが優勝したら“おめでとう”ですし、“自分も負けへん!”と思います」。メジャー大会を舞台に、さらなる活躍を誓う。
一方の吉田も負けていられない。今週は地元の千葉が舞台。会場となる千葉カントリークラブ野田コースは、ラウンド経験もある、いわばホームでもある。「自分の実力を発揮するのが一番の目標。その次に結果がくると思っています」と笑顔を見せた。
注目のアマチュアたちが、一同に会する本大会。“黄金世代”と比較され“プラチナ世代”と呼ばれる粒ぞろいの高校3年組。日本のトップアマチュアがメジャー大会でどんな活躍を見せてくれるのか。(文・谷口愛純)
<ゴルフ情報ALBA.Net>