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小平智は5年ぶりタッグで成長実感 石川遼とのラウンドは「和気あいあい」

＜トップ杯東海クラシック 初日◇27日◇三好カントリー倶楽部 西コース（7,330ヤード・パー72）＞
昨年覇者はボギーが先に来る展開でも格好はつけた。「トップ杯東海クラシック」初日、小平智は4バーディ・1ボギーの「69」で3アンダー・12位タイと上々の立ち上がりを見せた。
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試合から遠ざかっていたこともあって「前半はジタバタしてしまった」と小平。「試合感を確かめながらでした。ちょっと守りに入ってしまったところもありました」と前半9ホールは1バーディ・1ボギーとイーブンパーで折り返す。
そこからは勘を取り戻したのか小平らしいゴルフを展開。3バーディを奪ってノーボギーと安定したプレー。「後半からは気持ちよくできました。明日もこの流れで回りたい」と笑顔のホールアウトとなった。
今週のキャディは清水重憲氏。2013年以来のタッグだ。「5年前に担いでもらったのですが、今日“その時のゴルフと全然違うな”と言われて。成長したのかなと思います」。
前半の流れが悪い場面でもしっかりと粘り後半につなげる。5年前よりも確実にレベルアップしている。「アメリカで成長した小技の部分は出せたと思う」とニヤリ。
石川遼とラウンドも小平の気分を上げた。「昔から仲が良いので緊張することなく気楽に回れました。アメリカの話だったり、昔話をしながら和気あいあいとやっていました」と楽しい18ホールに。その石川とは明日も同組でプレー。「去年この試合で優勝して勢いがついた。今年も勢いをつけるために良い成績で上がりたい」と連覇を狙う。（文・秋田義和）

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