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安定感か？ミラクルか？台風接近は嵐の予感　49回目の東海王者は誰の手に【最終日展望】

＜トップ杯東海クラシック 最終日◇30日◇三好カントリー倶楽部 西コース（7,330ヤード・パー72）＞
中部地区・秋の伝統の一戦「トップ杯東海クラシック」はいよいよ最終日。49回目の王者が残り18ホールで決まる。
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最終日も3日目同様、午後からの荒天が予想されるためスタートが早められ、トップは6時50分にティオフ。最終組は8時30分。6時20分には晴れ間も見えるなど無事全組スタートできそうだ。
現在のトップはトータル12アンダーの池田勇太とジュビック・パグンサン（フィリピン）。池田は3日間連続で「68」。「ずっと調子いい」というショットで安定感抜群のプレーを見せている。簡単に崩れる気配はないだけに、何度も苦杯をなめてきた因縁の三好に今回こそけりをつけたい。
一方のパグンサンは最難関ホール・16番パー3で崖下30ヤードからの3打目を直接決めてミラクルパーを獲ると、最終18番でバーディを奪い、池田に追いついた。勢いは最大級。いい流れを生かして序盤で一気に池田を引き離したいところ。
1打差の3位タイには重永亜斗夢とアンジェロ・キュー（フィリピン）。重永は18ホール回るのがやっとという体調ながらも、「ショットが真っすぐにいってくれている。今日も100点のプレー」と雨が降った3日目もスコアを伸ばしている。
トータル10アンダーの5位タイには歴代覇者の2人。2013年覇者の片山晋呉と05年覇者のY・E・ヤン（韓国）。ヤンは3日目にトーナメントコースレコードタイとなる「63」を出して急浮上。今年の「中日クラウンズ」を優勝するなど、愛知県の試合でめっぽう強いだけに逆転の可能性は少なくない。
日本列島に沿うように北上を続ける台風24号は、夕方から夜にかけて愛知県に到達する予報。その前に全組ホールアウトとなる見込みだが、難ホールが続く16番から18番の“三好のアーメンコーナー”にたどり着くときには、強い雨が降っていることが予想される。嵐が運んでくるのはどんなドラマか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>