<アジア・パシフィックアマチュア選手権 初日◇4日◇セントーサGC ニュータンジョンコース(6847ヤード・パー70)>
「アジア・パシフィックアマチュア選手権」の予選ラウンドが終了。1アンダー・19位タイから出た金谷拓実(東北福祉大学2年)は、前半で4ストローク伸ばす猛追を見せたが、後半で「+3」と失速。5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーとスコアを1つ伸ばすにとどまった。トータル2アンダー・15位タイでのホールアウトに「前半はよかったけど、後半がだめだったので意味がないです」と、悔しさの残る予選通過となった。
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世界アマチュアゴルフランクは、日本勢最上位の21位。優勝すればランキングがあがるのはもちろん、海外メジャー2試合への出場権が付与される。加えて大学の先輩・松山英樹が2010年大会から連覇を果たしているだけに、勝利への思いも強くなる。それだけに「自分に期待している部分が大きかった。この2日間は残念でした」と肩を落とす。
修正点はと聞かれれば、「マネジメントもそうだし、ショットも、パットも、全部です」。初日はパッティングに苦戦し、ホールアウト後はグリーンに直行してすぐさま練習。2日目はスタート1ホール目で5mほどを難なく沈めてバーディ発進を決めるなど、さすがの修正力を見せた。この日も、ラウンドを終えた後は練習場で打ち込み。「まだ諦めずにやっていきたい」。首位とは6打差、残り2日で追い上げていく。(文・谷口愛純)
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