<アジア・パシフィックアマチュア選手権 2日目◇5日◇セントーサGC ニュータンジョンコース(6847ヤード・パー70)>
2日目に「67」をマークして首位タイに浮上した、フィリピンのロイド・ジェファーソン・ゴー。どこかで名前を見たことがあると思ったら…実は、昨年国内男子ツアーの出場権獲得を目指し、ファイナルQTまで進んでいた選手だった。
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「日本のツアーはとにかく素晴らしい!アジアの中でも大きいツアーだし、コースも完璧、人も、ごはんもね(笑)」と、日本に憧れてQTへの出場を決意。昨年のファーストQTをトップで通過して、ファイナルQTまで進出。残念ながら予選落ちとなって出場権獲得は叶わなかったが、その資格で今年はサードQTからリベンジを狙う。
「11月にサニーフィールド(茨城県)でやるQTに行くよ。先週はアンジェロ・キューも優勝したし、日本で活躍しているフィリピン選手に続きたい」と笑顔を見せる。
フィリピンのセブ島で生まれ、高校はセブ島にあるインターナショナルスクールに進学。「セブ島にはゴルフ場が3つしかないんだ」と、よりよい練習環境を求めて大学はアメリカへ。昨年卒業して、QTの結果も見ながら、今年はプロ転向を検討している。
ちなみに、好きな日本人選手は片山晋呉。本大会ではフィリピンのユニフォームを着用しているが、「彼のハットとか、ファッションが素敵だよね」と普段はファッションにもこだわる23歳。
本大会で優勝すれば、フィリピン選手として初のタイトル獲得。アジアナンバーワンの称号を手に、日本ツアー参戦を目指す。(文・谷口愛純)
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