<日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ 最終日◇7日◇サミットゴルフクラブ(7018ヤード・パー72)>
シニアプロ日本一を決める公式戦「第57回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」最終日。トータル15アンダー・単独首位からスタートした米山剛が「66」とスコアを伸ばして、トータル21アンダーで完勝。シニアメジャー初勝利を飾った。
シニアに学べ〜米山剛のドライバー連続写真
「信じられない気持ちです。まさかメジャーを獲れると思っていなかったので。優勝カップに歴代の名選手の名前が刻まれて、そこに自分も、と。感無量でした」と喜びを口にした米山。
トータル21アンダーは大会最少スコアタイで、サミットゴルフクラブに会場が移ってからは最少スコア記録。「とにかく(スタート時の)2ストロークはあってないようなものなので、追いかける気持ちで攻めていこうと1日やっていたのが良かった。守っていたのでは優勝できない。最後まで攻める気持ちのほうがプレッシャーが少なくなるし、比較的リラックスしてプレーできました」と受けに回らず、攻めた結果だと語った。
シニア4年目だが、シニア入り以前から谷将貴コーチとともにスイング改造。
「アウトサイドイン軌道をスクエアなスイングプレーンに変えた。以前はオーバースイングのカット打ち。“打ったあとは球に聞いてくれ”という状態でした。いまは思ったところに飛んでいくことがかなり多い。(21アンダーは)あっぱれ。こんなスコアを出せるようになって、スイング改造をしてよかった。レギュラーツアーの頃は自滅するパターン。いまは“あそこを狙うぞ!”という気持ちになれています」
正確なショットを手にし、体のケアが充実していることが好結果につながった。残りのシーズン終盤戦へは「一つでも優勝できるように準備したい」と意気込んだ。
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