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鈴木亨 2年連続2位で敗戦「米山先輩はつけ入る隙がなかった」

＜日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ 最終日◇7日◇サミットゴルフクラブ（7018ヤード・パー72）＞
シニアプロ日本一を決める公式戦「第57回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」最終日。米山剛が3日連続となる「66」をマークし、トータル21アンダーで完勝。2打差から逆転を狙った鈴木亨は「68」と差を広げられ、2年連続での2位タイとなった。
鈴木亨のドライバーショット連続写真【後方】
試合後には「悔しいですね、今回は。ただ米山先輩はつけ入る隙がなかったです。首位の人に『66』でいかれてしまったら、僕は『65』以下を出すしかないので。最後に16、17 番でバーディを獲って単独ではないけど2位になれた。メジャーに限って誰かが必ず一人上にくるんだよな」と語った鈴木。
2016年「日本シニアオープン」2位、同年「日本プロゴルフシニア選手権」3位タイ、2017年「日本シニアオープン」2位タイ、同年「日本プロゴルフシニア選手権」2位タイなど、シニアデビュー以降、メジャーではつねに上位に顔を出してきたが、またしても“一人が上にくる”形となった。
それでも残りシーズンへ向けて、光明を見出した。「春先からとても悪かったパターに、光が見えてきたので、後半で1つ勝てるように。パターを変えたり、練習したりしながら、ようやく自分のイメージ通りにコロがるパッティングができた。今回は公式戦ということもあり、天候不良のなかでも良い状態のグリーンに仕上げてくれていたのも要因です。秋になってくるとグリーンの状態も良いし、僕もどちらかというと“秋男”。秋になって、少し失いかけた自信も蘇ってきたので」と次戦以降の活躍に目を向けた。

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