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圧勝で世界一に輝いた韓国女子チーム 常にさらされる強烈なプレッシャーとの戦い【記者の目】

女子世界一決定戦の「ULインターナショナル・クラウン」の取材で感じたのは、韓国勢の強さだった。女子世界ランキング1位のパク・ソンヒョンをはじめ、3位のユ・ソヨン、10位のキム・インキョンに、今は27位に甘んじているが、海外女子メジャー2勝のチョン・インジと、当たり前だが、他国を圧倒するチーム編成なら、優勝は必然だったともいえる。
大会前週に出場した日本女子オープンでも圧巻の勝利を飾ったユ・ソヨン
日本と同じか、それ以上に女子ゴルフ人気が高い韓国。3日目が台風の影響で中止となったが、練習日を含めた大会5日間で7万5000人を超えるギャラリーが来場。コースは韓国を応援する熱気に包まれた。最終日は、8カ国中上位5カ国によるシングルスマッチが行われたが、ギャラリーの歓声や合唱が至るところから聞こえた。
世界一を決める大会は今回で3回目。2014年にはじまり、偶数年に開催されている本大会だが、はじめて米国外で行われた。世界の女子ゴルフをリードする韓国が舞台とあって、目の肥えたファンは、厳しくも自国の代表を鼓舞し続けた。
韓国といえばスポーツにおける熱狂的な応援で知られる。大会前の会見でも、欧米の記者から韓国チームにはこんな質問が飛んだ。「練習日からこれだけファンが来ているが、プレッシャーは感じないのか?」。これに対して各選手はそろって「プレッシャーあり」と緊張感ある言葉で答えていた。
「今回の大会が韓国で行われると発表された瞬間から緊張が続いている」と明かしたのはソヨン。「メジャー前でさえも、ここまで緊張することはないです。今回の大会に向けてはこの数カ月ずっと緊張しっぱなしでした。どうなってしまうのか心配でした」と、追い込まれていた状況を吐露した。
ところが試合が始まれば、韓国チームはそんなプレッシャーをはねのけ、順調にポイントを重ね、他の追随を許さなかった。「今年はメジャーにも勝っているけど、今回の勝利はそれ以上の喜び。このファンの前で勝てたことが本当に誇らしいです」(ソンヒョン)。「自分のことは全く考えなかった。国の誇りしか考えていなかった」(ソヨン)。
見ている限り、確かに韓国ファンの応援はゴルフの大会では見たこともないほど熱を帯びていたが、行き過ぎた言動はなかったように思える。純粋に、熱く韓国チームを応援していたように感じた。言葉が分からないので、ヤジがあったかどうかは分からないが、人気の高い自国の4選手のみならず、米チームのレクシー・トンプソンや、韓国系米国人のミシェル・ウィー、韓国系オーストラリア人のミンジー・リーにも熱心に声援を送っていた。「ハタオカナサ、サインプリーズ!」と叫んでいるファンもおり、ゴルフに対する熱が根底にあると感じた。
韓国選手だけでなく、日本選手も国の誇りを背に戦ったし、それはどの国も同じだ。自国開催で「勝たなければいけない」「勝って当然」の空気のなかで見事それをやってのけた韓国チームは、メンタル的にもそれだけ強かったということだろう。世界を席巻するコリアンゴルフは、選手だけでなく、ファンとともにつくり上げられたものだと、はじめての韓国取材で知ることができた。(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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