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テレビでは晴れていたけど…　暗闇がコースを襲った朝のできごと【カメラマンの景色】

毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【スタンレーレディス】。
【LIVEフォト】富士通レディスは大会前から写真を配信中！
先週行われた「スタンレーレディス」最終日。白熱の戦いを見守るように、富士の裾野は晴れ間が広がったが、実は不思議な現象が起きていたのをご存じだろうか。
優勝、上位進出、それぞれの思いを胸にスタートを切った選手たち。早朝7時40分にスタートした葭葉ルミが1番ホールのグリーンに上がったとき。一瞬、コースが暗闇に包まれた。そんな不思議な瞬間を撮影したのは、鈴木祥カメラマンだ。
「朝、霧が出ていたのですが、それが晴れると、驚くほどの暗さになったんです。写真は葭葉選手ですが、『見えない…』とつぶやいていたほどでした」（鈴木カメラマン）。
遠くに見える明かりと葭葉のコントラストがめったに見ることのできない情景を映し出している。「カラー写真ですが、まるでモノクロのようです。テレビ中継を見た方はいい天気しか見ていないでしょうが、こんなできごとがあったんです」と、鈴木カメラマンが収めた不思議な写真だ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>