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今平周吾が下柳剛氏とプロアマでラウンド　あの“グラブ叩きつけ事件”を見てしまい…「途中でやめられたらどうしよう（笑）」

＜マイナビABCチャンピオンシップ 事前情報◇24日◇ABCゴルフ倶楽部・兵庫県（7217ヤード・パー72）＞
先週の「ブリヂストンオープン」で今季初勝利（ツアー通算2勝目）を挙げた今平周吾が、開幕前日の24日（水）に行われたプロアマに出場。「先週と同じような調子でプレーできている」と好調維持をアピールした。
【写真】フィアンセとラブラブ2ショットを披露した今平
この日は、プロ野球・阪神タイガースなどで投手として活躍した下柳剛氏とラウンド。43歳まで現役を続けたプロ通算129勝左腕に、トレーニング方法などのアドバイスを求めた。その収穫について「キックボクシングは股関節の使い方にいいと聞いたので、一度試してみたいとは思っています」と今平は話した。現役時代に格闘技トレーニングを実践していた下柳氏らしいヒントをもらった。
プロ野球は「まったく分からない」という今平。それもあって今回のラウンドにあたり、事前にYouTubeで下柳氏の現役時代の映像などを見て臨んだという。そんな今平の目に飛び込んできたのが、今もプロ野球ファンの“語り草”となっている下柳氏の『グラブ叩きつけ』の動画だった。
2007年10月1日の横浜ベイスターズ戦（当時）で、味方のエラーに業を煮やした下柳氏が、マウンド付近でグローブを叩きつけた“事件”。今でも珍プレー特集などの際には、必ずといってもいいほど流されるシーンだ。これを見た今平は「最初は怖かったです。途中でやめられたらどうしようと思った（笑）」とややかしこまりながらのスタートとなった。しかし、実際に回ったら「すごくやさしい人でした」と一安心。今後につながるアドバイスを得る、充実の一日となった。
「いつも予選を通過したいと思っていますが、今回もそれが目標」と、いつも通り淡々とクールに話した前週王者。ブリヂストンオープンが行われた千葉県から、月曜日に兵庫県の会場に移動したこともあり、祝勝会なども行わず浮足だった様子も一切なし。「賞金王は獲りたい。あと6試合でもう1勝したい」。その目標に向け、“無失策”のラウンドをみせたい。（文・間宮輝憲）

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