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10年ぶりV、2連覇、2週連続優勝を目指す選手が好調をアピール！　終盤の賞金レースを優位に進めるのは？【初日展望】

＜マイナビABCチャンピオンシップ 初日◇25日◇ABCゴルフ倶楽部・兵庫県（7217ヤード・パー72）＞
国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ 」が本日開幕。現在、選手が続々とコースに飛び出している。天気は快晴とあって、コースコンディションは良好。今大会の“名物”ともいえる高速グリーンが、選手にその牙を向けそうだ。
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そんなグリーンや、ラフに警戒を示しつつも好調維持をアピールしたのが石川遼だ。2008年にプロ転向後初勝利を挙げた大会を前に「自分が取り組んでいることは変わらない。その精度を上げるだけ」と泰然自若。「単純に優勝する確率は（出場選手数の）96分の1だけど、その確率よりは上回る自信がある」とこれからの4日間を見据えた。ショット好調の今、再びこの地での優勝を狙う。
その石川と同組でスタートするのが、昨年覇者の小鯛竜也。一時調子を落としていた時期があったものの、「日本オープンあたりから手ごたえを感じている」と終盤にさしかかりゴルフは上向きに。「ディフェンディングチャンピオンで、地元開催でもあるので、しっかりと頑張りたい」と強い意気込みで開幕を迎える。
また現在賞金ランク1位で、先週今季初勝利を挙げた今平周吾も、「あと（今季残りの）6試合で1回は優勝したい」と淡々とした語り口のなかに強い意志を示した。公私ともに充実する26歳は、2週連続優勝に向けどのような滑り出しを見せるか？
シーズンも終盤。賞金王、シード争いも白熱の時を迎える。優勝賞金の3000万円をつかみ、今後のレースを優位に進めるのは誰か。

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