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気分転換の新パターがしっくり 小祝さくらは“ぼやき”止まらずも優勝争いへ

＜樋口久子 三菱電機レディス 2日目◇27日◇武蔵丘ゴルフコース・埼玉県（6585ヤード・パー72）＞
「たまたまピンに行ってくれただけ。結構ひどい。このままならやばい」。ショットは良くない。「もったいないバーディパットも結構あった」。パッティングだってまだまだ100点はつけられない。でも、気がつけば優勝争いまでやってきた。小祝さくらは4バーディ・ノーボギーの「68」でトータル7アンダーの4位タイ。逆転の見える位置で最終日を迎える。
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そのなかでも評価できるのは、今週から入れている新パター。「すわりがいいパターを使いたい」とオデッセイの『オー・ワークス ♯7S』を投入した。「前回使っていた（ホワイトホット）と良い意味で違和感がなかった。今週使ってみようかなと思いました。打感も似ています。何故替えたかですか？ すわりの良さと気分転換です」。パターを替えるのは5月以来となる。新鮮さが増したのか、この日奪った4つのバーディは全て3m。もっと入れたいパットもあったが、入れごろ外しごろの距離を着実に納めて上位に踏みとどまった。
「シーズンも終盤なので結構疲れています（笑）疲労はあまり無いですが、トレーニングをできていないのでズボンとかが緩くなったりしいてる」と何に関しても“ぼやき”は止まらないが、とにかく首位と3打差。自分に厳しい20歳は、逆転勝利を収めた暁には何を語るのか。（文・秋田義和）

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