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上田桃子が最終戦出場に大きく前進　好発進の永井花奈は圏内に入れず【最終戦出場争い動向】

「TOTOジャパンクラシック」が終了し、残すところ3試合となった国内女子ツアー。賞金ランキング上位勢しか出場できない日米共同大会とあって、賞金ランク50位内に与えられるシード争いに目立った動きは、なかったが、最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」出場争いには大きな影響があった。

最終戦の出場条件は今シーズンの優勝者、もしくは「大王製紙エリエールレディス」終了時の賞金ランク25位以内が主な条件※となっている。未だ勝ち星のない選手にとっては、25位以内に入ることが目標となってくる。
そんな中、同大会で2位タイに入った上田桃子が賞金約1171万円を獲得して19位に浮上。最終戦出場へ大きく前進した。ツアー通算22勝を誇るベテラン・李知姫（韓国）も5位タイに入り、出場権をグッと引き寄せている。
一方、今季未勝利で賞金ランク26位の永井花奈は首位と4打差と好スタートを切ったものの、そこから伸ばせず54位タイでフィニッシュ。賞金ランク24位の勝みなみ、同25位の穴井詩、同26位の全美貞（韓国）らを抜けず27位。今大会で出場を決めることはできなかった。
今週は3日間大会ながら賞金総額1億円、優勝賞金1800万円の高額賞金大会「伊藤園レディス」。シード争いも気になるところだが、最終戦出場の動向にも注目したい。
※その他、「当該年度9月18日時点のロレックスランキング上位25位までのTPD登録者」、「当該年度USLPGAツアー優勝のTPD登録者及びTPD事業部が特に認めた者」の資格がある
<ゴルフ情報ALBA.Net>