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笠りつ子も、原江里菜も正念場 シード付近の30代選手たちの最終戦へ気持ちは?

<大王製紙エリエールレディスオープン 事前情報◇14日◇エリエールゴルフクラブ松山(6525ヤード・パー72)>
出場者の限られる最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」前最後の試合となる「大王製紙エリエールレディス」。賞金ランク上位者、今季の優勝者を除けば今大会でシーズンが終わることとなる。つまりシード獲得ラインとなる50位、前半戦出場権獲得ラインとなる55位付近の選手たちは、今週で運命が決まるということ。
【写真】開幕を前に、前向きな笑顔を見せる笠りつ子
そんな状況下で30歳を超すいわゆる“ベテラン”選手たちも岐路に立たされている。2010年に初シードを獲得して以降、常に賞金ランク上位につけてきた笠りつ子も現在賞金ランク51位。崖っぷちの状況だ。それでも「状態はいい」と笑顔を見せる。
「毎年いいスコアが出る大会で、今年もバーディ合戦になると思う。私も1つでも多くバーディを獲りたい」と言える調子は作れた。「シードに入りたい気持ちもありますが、常にいつもの1試合と受け止めて。悔いの残らないようにやりたい。汚いゴルフ、ではないですが1打でも諦めずにいきたい」と腹をくくった。
同じく第一線で戦い続けている藤田さいきも、49位と安心できない。ましてや痛めている左手首は「腱鞘炎みたいになっている」という状況。それでもまさに泰然自若という落ち着きを見せる。「若ければ色々な感情もあると思いますが…。やるだけやって、結果を受け止めます」と毅然とした態度を見せた。
昨年の今大会でシードを失った原江里菜は、今年も57位と苦しい立場に。「ここ何試合かは自分が置かれている状況を気にしすぎて集中できていませんでした」と終盤戦で賞金を加算できなかった。「本当にゴルフが好きか自問自答したときに、これだけ今ピリピリしているのは“来年もゴルフしたいから、ゴルフが好きだから”と思えました。今週はその気持ちを持っていきたいと思います」と初心を取り戻し決戦に挑む。
シード獲得ラインとなる50位を逆転するには単独2位以上が必要な西山ゆかり、優勝が絶対条件の服部真夕も今季シード選手として戦った2人。開幕を前に共に覚悟が決まった表情を見せた。
西山は「これまでは感覚的にゴルフをやっていました。今季は、その感覚が無くなり“何で?何で?”と思うことも多かったのですがが、コーチにもたくさん見てもらって、たくさんのことを学べました」とつらかった一年を勉強の年と位置づける。「もっと早くできていればと思うこともありますが、その学んだことを、今後の1試合1試合に生かしていきたいです」と前を向く。
一方の服部は「今年は考えすぎることが多かった。考えすぎてアドレスの時間が長くなってしまっていました。今週は“構えたら打つ”を徹底していきたい。賞金ランクのことも気にせずやるだけ。最後の試合なので精一杯やりたいです。悔いなく4日間を終えたいです」と話した。
いよいよ15日(木)から決戦がはじまる。最後に笑うのはどの選手か。(文・秋田義和)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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