<HONMA香港オープン 2日目◇23日◇香港ゴルフクラブ(6,699ヤード・パー70)>
欧州ツアー「HONMA香港オープン」2日目。初日5オーバー・113位タイと大きく出遅れたのは小林伸太郎。初日は5番ウッドが飛びすぎてしまう傾向があり、2日目は代わりに2番アイアンを入れて巻き返しを狙ったが、カットラインには2打及ばず。トータル3オーバー・86位タイで欧州ツアー初挑戦は幕を閉じた。
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悔やまれるのは、初日の12番ショートでのトリプルボギー。「昨日に比べると今日は穏やかな1日で。やっぱり昨日の12番が一番…。それもすべて運。でも“あれがなかったら予選通過してたね”っていわれるより“あれがなかったら優勝できたね”っていわれるくらいのところまで頑張りたいです」と顔を上げた。
日本とは気候もコースセッティングも異なる欧州ツアーに出場し、課題が見つかったと話す小林。
「やっぱり不足しているのは対応力ですね。マネジメントが僕のなかではまだ日本風でしかない。海外のラフを踏まえたマネジメントがまだあまりできていなかった。その違いが1打、2打、3打と出てしまった」。
実際、16番で左ラフからピンまで残り114ヤードの場面で、いつものように50度のウェッジを選択。フライヤーを計算して打ったにもかかわらず、10メートル以上もグリーン奥へ外してしまった。このホールを振りかえると「日本の感覚でやってしまった」と猛反省だ。
だが、新たな目標もできた。「今回は死ぬほど悔しかったんで、アジアンツアーのQTを絶対受けようと思いました。アジアンツアーにいけば、こういう大会につながっていくんで」と、今後も欧州ツアーに出場するチャンスをつかみたいと話した小林。それよりまず、帰国後は日本のファイナルQTが待っている。今回の悔しさはそこで晴らしたいところだ。
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