<ファイナルクォリファイングトーナメント 3日目◇29日◇東急グランドオークゴルフクラブ・兵庫県(6456ヤード・パー72)>
2日目を終え、トータル3アンダー・18位タイにつけていた三浦桃香。3日目は「70」と2つスコアを伸ばし、トータル5アンダー・7位タイで最終日を迎える。
この日奪ったバーディは4つ(ボギーが2つ)。上位でのファイナルQT突破が見える位置でラウンドを終えた三浦だったが、「ドライバーはいいんですけど、今日はフェアウェイウッドが曲がってしまって…。緊張ですかね。とにかく、もったいなかった」とプレー自体には満足がいっていない様子。それでもバーディを奪ったホールは、すべて3m以内のパットを沈めたもの。チャンスを確実にモノにしてホールアウトを迎えた。
順位を見れば7位タイ。だが19歳の心には「まったく余裕はないです」と不安が渦巻いている。それもあってか、昨夜は眠れない時間も過ごしたという。午後9時にはベッドに入った三浦だが、わずか30分後には「目覚めのいい朝くらいパッチリと目が覚めました」とうまく寝付けず。その後もパターの素振りなどをして眠気が訪れるのを待ったものの、目はさえるばかり。再び眠りについたのは深夜0時になり、さらに夜中2時にはまたしても目が覚めてしまう…。そんな時間を過ごすこととなった。
それでも、しっかりとスコアを伸ばし来季前半戦の出場権に大きく近づいた三浦。「来年もレギュラーツアーに出たい。今年は予選落ちもたくさんして、それがなかなか頭から離れることはないけれど、まずはここを突破できるように頑張ります」。最後まで気を緩めることなく、出場権をつかんでみせる。
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