今年も様々なことが起こった国内女子ツアー。2018年シーズンを記録とスタッツを見ながら振り返っていきたい。【パーブレーク率編】
同級生も涙!新垣比菜の初優勝シーンにグッ…【写真】
バーディかそれより良いスコアを獲得する率をあらわす「パーブレーク率」。下記の表の通り、上位5人はそのまま賞金ランキング5位と一致。スコアを伸ばす確率が高い選手が当たり前だが、上位にランクインしている。
トップの鈴木は22.5926%で、5ホールに1回以上はバーディかイーグルでホールアウトしており、上位5人までは全員が20%を超えている。
9位のペ・ヒギョン(韓国)と10位のテレサ・ルー(台湾)も攻撃的なプレーヤーで飛距離も出るタイプだけに、バーディやイーグル奪取率が高いのは当然だが、注目すべきは6位から8位。全員が1998年度生まれの黄金世代だ。
6位の原英莉花、7位の勝みなみ、8位の新垣比菜がそろってランクイン。原はステップ・アップ・ツアーで2戦2勝、勝と新垣もシーズンを通して苦しんだ時期はあるものの、攻撃性を失うことなく戦っていた証だ。
新垣は平均パット数(パーオンホール)5位とグリーン上での活躍は新人離れしているが、ショットの指標ではまだまだ伸びしろがある。言い換えれば、その状況でもバーディが獲れるということは、ショットの精度向上では、さらにバーディを重ねるチャンスが生まれるというわけだ。
昨年のランキングではイ・ミニョン、キム・ハヌル、全美貞(いずれも韓国)や上田桃子、川岸史果がランクインしていたが、今季はトップ10外。ここでも新勢力の台頭がめざましい。
【パーブレーク率 トップ10】
1位:鈴木愛 22.5926%
2位:申ジエ 22.0391%
3位:成田美寿々 20.4094%
4位:比嘉真美子 20.0980%
5位:アン・ソンジュ 20.0654%
6位:原英莉花 19.9206%
7位:勝みなみ 19.7354%
8位:新垣比菜 19.4771%
9位:ペ・ヒギョン 19.3311%
10位:テレサ・ルー 19.0741%
<ゴルフ情報ALBA.Net>