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娘の言葉に母号泣　新人プロの石井理緒が活躍誓いシーズンインへ

ヨネックスとの用具使用契約を結んだ石井理緒が22日（火）、都内で行われた記者発表会で今季の抱負を語った。
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ジュニア時代から同社のクラブを愛用。小学校6年のときにはジュニア大会のイベントで同社のクラブを初めて手に取り、261ヤードをかっ飛ばしドラコン記録を樹立。ヨネックスとの付き合いが始まった。
以後、同社が工場を置く新潟県出身ということもあって付き合いはより深まり、毎年開催されている「ヨネックスレディス」では過去3度のベストアマにも輝いている。「新しい発想が魅力的です」と、同社のクラブへの信頼はすでに厚い。
昨年高校を卒業。年末の国内女子ツアーファイナルQTで17位に入り、今季は前半戦の出場権を獲得した。プロとして臨む初めてのシーズンも目前に迫り、準備も整いつつある。ウェアメーカーやスポンサーも決まるなか、今回は慣れ親しんだクラブメーカーとも契約。「このクラブと一緒なら戦っていく自信があります」と、言葉に気合もこもる。
ルーキーとして臨む石井だが目標は高く設定。「ヨネックスレディスで優勝して、将来は賞金女王になりたいです」と、高みを目指していく。そんな希望に満ちた将来があるのも、これまで支えてきたヨネックスや家族あってのもの。この日はサプライズで母への感謝の気持ちを記した手紙を送った。
「お母さんいつもありがとう。10歳のときに私がお母さんに真剣にゴルフをやらせてとお願いしたときから、もう9年が経って、これまでいろんなことがあったけど、今年やっとプロになりました。
今年からはまた新しい心でゼロからのスタートになるけど、私らしく精一杯頑張って、お母さんとおばさんにカッコいい姿を見せたいと思います。これからも家族や応援してくださる皆さんが私の姿を見て、ずっと笑顔でいられるように頑張ります。
いつも恥ずかしくて伝えられないけど、ありがとう、大好きです」
これには母も号泣。石井自身も照れ笑いを見せたが、感謝の気持ちを忘れずに、故郷に錦、そして家族への恩返しを果たす1年がまもなく幕を開ける。
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