25日(金)、日本女子プロゴルフ協会は放映権の問題により中止が決まり、再度交渉していた「KKT杯バンテリンレディス」、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の3大会の実施が決定したと発表。同日、中京テレビ・ブリヂストンレディスの大会事務局が文書にてコメントを発表した。
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書面では、まず「去る 2018年12月18日に一般社団法人日本女子プロゴルフ協会より、2019年度LPGAツアーの日程発表がされ、本大会の開催中止が皆様に報道されましたが、本大会を主催する中京テレビ放送株式会社、ブリヂストンスポーツ株式会社と一般社団法人日本女子プロゴルフ協会で協議した結果、本年も愛知県豊田市の中京ゴルフ倶楽部・石野コースにおきまして、来る2019年5月24日(金)〜26 日(日)の日程にて本大会を開催する運びとなりました」と改めて開催する旨を表明。
その上で、「本年で第37回を迎えます本大会は、LPGAツアーにおきましても歴史と伝統のある大会の一つであると自負しております。これからの日本ゴルフ界の発展そして2020年に開催される東京オリンピックのゴルフ競技において日本人選手たちの活躍に繋がるよう、本大会開催継続へと踏み切ることとなりました」と開催に至った経緯を説明した。
また中京テレビ放送も、自社の公式ホームページで開催について以下のように発表している。
中京テレビ放送株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長:小松伸生)は、主催する女子プロゴルフトーナメント「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」(以下 本大会)を、今年も開催することになりました。
本大会をめぐっては、2017年8月に一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)から「放映権はLPGAに帰属する」旨の提案がなされたことについて、弊社としては協議中であると認識している中、2018年12月18日にLPGAから今年のツアー日程が発表された際に、本大会は中止となっていました。これについて、1983年より35年以上もの歴史ある大会として主催してきた弊社としては、一方的に発表されたことを大変残念に思っておりました。本大会としては「放映権は大会の事業リスクを負い、施設管理権を有する主催者に帰属する」との考えに変わりはありませんが、LPGAとの協議の難航を理由に、長きにわたり日本女子ゴルフの発展に寄与し、県民にも愛されてきた本大会が開催できなくなることは本意ではなく、また放映権帰属に関する協議を継続することでLPGAと確認ができたことから、選手のみなさまやゴルフファンのため、大局的な見地から今年の本大会開催を決定しこの度の報告に至ったものです。
本大会は、5月24日(金)から26日(日)中京ゴルフ倶楽部石野コースで開催致します。これまで以上のご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
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