<ISPSハンダ・ヴィック・オープン 事前情報◇6日◇13thビーチゴルフリンクス(オーストラリア)◇ビーチコース(6479yd・パー72)、クリークコース(6573ヤード・パー73)>
米国女子ツアーの2019年シーズンも2戦目。初戦は過去2年の勝者のみと出場者が限られていたため、多くの選手にとっては本大会が初戦となる。
練習場はギッチギチ【写真】
昨年、優勝争いを演じるなど活躍を見せながらも惜しくも勝利を逃した横峯さくらと上原彩子の2人が、大会を放送するWOWOWのインタビューに答え、意気込みを語った。そんな2人に共通するのは「勝ち」にこだわるシーズンだということだ。
横峯は17年のシード落ちから昨年は復帰。米ツアー初優勝が見える位置まで戻ってきた。そんな充実のシーズンを終えて今季への意気込みは相当なもの。「賞金女王を目指したい」と自身のブログで高らかに宣言。インタビューでも「早く勝ちたいですし、平均的にいい位置にいられるようにしたいです。1日1日いいプレーをして、その積み重ねだと思っています」と、初戦からエンジンをフル回転させる構えだ。
米ツアー7年目を迎えた上原も今季にかける思いは強い。「今は楽しさでいっぱいです」と、柔和な笑顔を浮かべるが、内に秘めた闘志は早くも燃えたぎる。「今年は勝つことだけ、それだけを意識して戦いたいと思います」と、オフのあいだはトレーニングも十分に積んで新シーズンに臨むことになる。
先月20歳を迎えたばかりの畑岡奈紗に加え、今季は高校生としてプロデビューを飾る山口すず夏らに注目が集まるが、ベテラン勢2人の活躍からも目が離せないのは間違いない。悲願達成に向けて、横峯と上原の挑戦がいよいよ幕を開ける。
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