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世界殿堂入りレジェンドが「アメイジング!」 野村敏京の高いパター技術

<ISPSハンダ・ヴィック・オープン 初日◇7日◇13thビーチゴルフリンクス(オーストラリア)◇ビーチコース(6479ヤード・パー72)、クリークコース(6573ヤード・パー73)>
約5カ月半ぶりに実戦復帰した野村敏京が、久々の優勝を視界に捉えている。首位と3打差の5位タイから出た野村は、6バーディ・ノーボギーの「67」とこの日も好調。首位とは2打差のトータル11アンダー・単独2位で週末を迎える。
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昨年8月に腰の痛みでツアーから離脱。本格的にクラブを握り始めたのはほんの2カ月前だが、ブランクを感じさせないプレーに、2日間同組で回ったレジェンドも舌を巻いた。米ツアー通算20勝、欧州ツアーでは45勝を挙げて世界ゴルフ殿堂入りを果たしたローラ・デービース(イングランド)だ。
野村がドライバーを握る中、アイアンでほぼ変わらない飛距離をたたき出す55歳のレジェンド。野村のプレーを間近で見て、ショートゲームのうまさを絶賛した。「彼女はパッティング、アプローチ、とにかくショートゲームが素晴らしい。ここはグリーンが難しいコースだけど、見ていて不確かな要素が何もない」と“アメイジング”を連発した。
野村は米ツアーでシーズン2勝をあげた2016年では、平均パット数でツアートップ10入り。同年ではラウンド当たりの平均パット数が28.92をたたき出した。「パッティングは90%くらいですかね」と、この2日間での同スタッツは初日が28で2日目が26とキャリア全盛期に遜色ない。
久々の試合に「楽しいです!」と笑顔を見せる余裕もある。「この2日間がよかったので、明日からは崩れないようにしたいです」と、優勝に向けて駆け抜ける。(文・谷口愛純)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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