<ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン 2日目◇15日◇ザ・グレンジGC(オーストラリア)◇6638ヤード・パー72>
2週連続での決勝ラウンド進出はならなかった。今週、高校を卒業するスーパールーキーの山口すず夏は、この日2バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「77」と崩れ、トータル8オーバー・122位タイでプロ転向後初の予選落ちとなってしまった。
山口すず夏の制服姿は見納め?【写真】
10番スタートの山口は11番でボギーが先行すると16、18番もボギー。スコアを3つ落としてハーフターンすると、1番ではバーディを奪ったが、5番で痛恨のダブルボギー。その後も1つスコアを落としホールアウトした。
「昨日はそんなに調子が悪かったわけではなくて、最後の『8』でやられてしまいました。今日はなかなかショットも安定しなくて、パーを拾うのがやっとというなか、ズルズル行ってしまった」。初日の最終ホールをダブルパーとしてホールアウトした影響か、挽回ならず肩を落とした。
いきなり飛び込んだ米国女子ツアーの舞台。前週のシーズン初戦は22位タイに終わり、大器の片鱗を見せたが、「やっぱり悔しいです。ショットを打つ前に不安というか、思いっきり振れていなくて曲がってしまって」と、出てくるのは反省の弁ばかりだ。
今週の課題として、集中力をキープしてダブルボギー、トリプルボギーを打たないことを設定。しかし結果的にここまでスコアを落としてしまったことに対し、「もっとショットを練習して、安定性を維持できるように頑張りたい」と、次戦の「ホンダLPGAタイランド」で反省を生かす構えだ。
次週のタイは予選落ちなし。思い切りよくスタートダッシュを決めて、今週の誤算を吹き飛ばす活躍を見せることができるか。ルーキーのシーズンは、まだ始まったばかりだ。
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