<アーノルド・パーマー招待 3日目◇9日◇ベイヒルC&ロッジ(米国フロリダ州)◇7454ヤード・パー72>
米国男子ツアー「アーノルド・パーマー招待」の3日目が終了し、トータル2アンダー・31位タイから出た松山英樹は「71」でフィニッシュ。ショットの不調の中にいながらも粘りを見せ、トータル3アンダー・23位タイとスコアを落とすことなく最終日を迎える。
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コースの左手に大きな池が広がる6番・パー5では、ティショットを池の縁に落とすとそこから水切りショットで右のラフへ。3打目はグリーンに乗らず右奥のラフとなったが、ピンまで約6mをチップインバーディ。観客からの声援に応えながらも思わず苦笑が漏れる。その後の10番・パー4でもティショットを右に曲げて林に入れたが、セカンドで約1.3mにつけてなんなくバーディを奪取した。
「ショットが年明けから良くなる兆しが見えていたものが、一気にこの試合でなくなった。やはり体調を崩したというのが一番大きいと思う」と、本大会でのここまでのフェアウェイキープ率は54.76%、パーオン率は62.96%と持ち味のショット力を生かせずにいる。しかし、「間違えたら今日は80くらい打ってもおかしくない内容だったけど、それでもラッキーもありながらよく粘れた」とじわりと上昇の兆しを見せた。
体の調子も徐々に回復。今年に入ってから不安があるというドライバーショットに関してはクラブやスイングを変えながら試行錯誤が続いているが、この日はプレー中に所々で笑顔も見られた。首位とは6打差、「しっかり伸ばしていけるようにがんばりたい」と追い上げを目指す。
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