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長野に届け！　塚田陽亮のレッスン会に石川遼、星野陸也、賞金王の甥ら参加

長野県出身で、2016年の「日本ゴルフツアー選手権」でツアー優勝を果たしている塚田陽亮による「第6回ジュニアゴルフ無料レッスン会」が、同県の72犀北ゴルフセンターで3月31日（日）に行われた。会にはツアー仲間の石川遼、星野陸也に加え、伊澤利光の甥・伊澤秀憲も参加。集まった40人のジュニアゴルファーとの時間を楽しんだ。
レッスン会の様子は、こんな感じでした【イベントフォトギャラリー】
今回で6回目となるこのレッスン会は、「ボクが子どものころ、長野のツアープロがいなかった。プロと会ったことがなかったので、今の子に少しでもツアープロとの時間をつくりたかった」と塚田が始めたもの。会場の練習場には朝から子どもや父兄などが大勢集まった。
4人のプロが、下は6歳から上は17歳までのジュニアゴルファー40人を熱心に指導。その後行われたプロによるデモンストレーションタイムでは、プロの技を間近で体感できたこともあり、大いに盛り上がった。
長野のジュニアにとっては、最高のイベントとなっているこのレッスン会。「少しでもゴルフを楽しんでもらいたい」という4人全員の思いが子ども達に届いた。「ジュニアに伝えたいのは、とにかくゴルフに触れて楽しんでもらうこと」と口をそろえた。
それぞれのプロから、スイングのことから体の使い方など、様々なことを伝授された子ども達。デモンストレーションでは伊澤が極限までフェースを開いた状態から低いドローボールを打ってみせるなど、プロの技にみな強い関心を示した。「“ナイスショットだった”で終わらせるのではなく、“どうしてそういう結果になったのか”を考えてほしい」と伊澤がいうように、結果だけでなくプロセスを大事にすることも会では説かれた。
「その子のレベルにあったことを教えるように心がける」と石川がいうように、レベルは様々だが、「ゴルフを楽しんで、ひとつひとつのことを考えながらやっていってほしい」。ゴルフの魅力を肌で感じ、考える力を養うことが大事とエールを送った。
塚田自身は昨年ケガに泣いたが、今季はツアー2勝目を目指す。そんな中での地元愛あふれるレッスン会。「これからも続けていきたい。ウィンタースポーツのイメージが強い長野ですが、ゴルフも盛り上がれば」と、今後もジュニアレッスン主催を通じて、県民ゴルファーのリーダー役を務める。
<ゴルフ情報ALBA.Net>