4月25日から28日の4日間の日程で開催される「アジア・太平洋女子アマチュア選手権」。“アジア女子アマNO.1”を決める大会に先立ち、4月2日(火)に試合会場となる「ザ・ロイヤル ゴルフクラブ」(茨城)にて、日本女子ナショナルチームのメンバーが抱負を語った。
R&A主催のもとアマチュア女子ゴルフの更なる発展と成長を目的に、2018年2月にセントーサゴルフクラブ(シンガポール)で第一回大会が行われ、二回目となる今大会は日本での開催。優勝者には「エビアン・チャンピオンシップ(7月25日〜28日)」「AIG全英女子オープン(8月1日〜4日)」、そして2020年の「オーガスタナショナル女子アマチュア」への出場権利が与えられる。
第一回大会で2位となり、表彰を受ける西村優菜
大会に出場するナショナルチームメンバーは、安田祐香、西村優菜、吉田優利、古江彩佳、後藤未有、佐渡山理莉、小倉彩愛、梶谷翼の8名。この日に行われたメディアラウンド後の記者会見には、西村、後藤、佐渡山、小倉、梶谷が登壇した。
第一回大会で、タイのアタヤ・ティティクルとのプレーオフに敗れ、惜しくも2位となった西村は「昨年は“あと1打”というところまで戦いぬくことができましたが、その1打が本当に大きいもので、シーズン中に何度も何度も思い出すなど、悔しさがありました。ですが、その後のプレーの自信にも繋がりましたし、大会に出場して、いい経験をできて良かったと思います。また出場できることを嬉しく思いますし、リベンジを目指して頑張りたい」と闘志を燃やした。各選手の意気込みは以下のとおり。
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西村優菜「コースの印象は“すごく難しいな”と。自分のコースマネジメントに徹することが大事になると感じましたし、ショットの正確性、パットのスピードコントロールのスキルも必要なコースだと思います」
後藤未有「ここまでグリーンがうねったコースは日本には少ない。どこにカップを切られても難しいと思うので、ショットが悪ければいいスコアは出せない。ホスト国でもあるなか、8人全員が上位にいるのが目標ですが(個人で)狙うのはもちろん優勝です。みんなが憧れる大会への出場権利を獲得できるように頑張ります」
佐渡山理莉「初めてラウンドしましたが、一番はグリーンが難しい印象。日本のコースは手前から攻めればスコアは崩れない、というコースが多いですが、ここはピンポジションによって攻め方がすごく変わる。頭を使って、コース戦略をしっかりと立てて臨みたいと思います。昨年大会は予選落ちとなってしまった。今年も出場できる機会をもらえたので、優勝を目指して頑張っていきたいです」
小倉彩愛「ティショット、セカンドともにターゲットを絞って狙っていかないと、すぐボギーになってしまうコース。風向きもけっこう変わる感覚があるのでマネジメントが大事ですね。グリーンは傾斜あり、段あり…と難しいです。昨年はみんなのプレーを見ていた側。みんなと一緒に出場できるのは嬉しいことですし、その気持ちを持って、堂々とプレーしたいと思います」
梶谷翼「グリーンにアンジュレーションがあり、ピンポジによってはピンポイントに打っていかないといけないな、と思いました。このような大会に出場できるのは嬉しいことですし、まずはちゃんと予選通過をして、上位に入れたらいいなと思います」
【大会概要】
■大会名:アジア・太平洋女子アマチュア選手権(WAAP)
■日程:2019年4月25日(木)〜28日(日)※ギャラリー入場無料
■会場:ザ・ロイヤル ゴルフクラブ(茨城県鉾田市大蔵200)
■出場人数:90名(予定)
■競技方法:72ホールストロークプレー・個人戦(36ホールを終え、50位タイまでが決勝進出)6431ヤード(パー72)
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