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爆発の予感が一転…　畑岡奈紗は一つのボギーでズルズル後退

＜ANAインスピレーション 3日目◇6日◇ミッションヒルズCC（米国カリフォルニア州）◇6763ヤード・パー72＞
得意のムービングデーでも浮上はならなかった。トータル1オーバーの28位タイから上位進出を狙った畑岡奈紗は、3バーディ・4ボギーの「73」。スコアを1つ落とし、トータル2オーバーの37位タイに後退した。
ANAならでは　美人CAさんがこの笑顔【写真】
この上ない滑り出しだった。1番、2番と連続バーディを決めると、3番では6m、4番でも3.5mのパーパットを沈める。わずか一筋に泣かされ続けた予選ラウンドとは違い、序盤からグリーン上を制圧する。
だが、その後もパーで我慢し続けていたが8番で「カップ半個くらい外さなければいけなくて…難しかったですね」と、この日最初のボギーを叩くと流れが一変。続く9番もボギーとして折り返すと後半は1バーディ・2ボギー。最終18番も奥から4mのバーディパットを決められず。後味の悪いラウンドとなってしまった。
「1つのボギーから乱れてしまいましたね」と長い一日を振り返る。「（パットの）ストロークがスムーズにいかないところがありました。スイングも含めてテンポに気をつけていたのですが中々うまくいかなかった」と中盤で修正できなかったことを悔やんだ。
泣いても笑ってもあと1日。「だいぶグリーンに硬さが出てきたので、明日は落としどころが大事になってくると思います。フェアウェイから出ないとチャンスにつけられないと思うので、ティショットでしっかりと捉えていきたい」とポイントは十分すぎるほど分かっている。「ちょっとしたことの修正だと思うので、かみ合ってくればいいところで回れると思う」。そう話すと、ドライビングレンジへと足を向けた。（文・秋田義和）
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