シーズン途中にシード選手以外のTP登録者を賞金ランキング上位順に並び替え、リランキング順位に基づき出場資格を付与するリランキング制度。昨年からスタートしたこの制度も2年目を迎えた。今季5戦目「ヤマハレディース」を終えた段階での、暫定リランキングリストが発表された。
おっとり天然娘 23歳・金澤志奈の特選フォトギャラリー
その試合で、「アース・モンダミンカップ」(6月27日〜30日)終了後の第1回リランキング突破に大きく近づいたのが金澤志奈。2日目をトップで終えるなど上位争いを続け、最終的には14位タイで大会を終えたものの、ここで115万円を獲得した。
これで金澤は、通算約252万円となりリランキングでは18位に浮上。昨年の第1回リランキングで、後半戦出場権獲得のボーダー(40位)の賞金額となった約320万円に大きく近づいた。今季QTランク52位でのシーズンインで「出られる試合の一つひとつで頑張っていくだけ」と話していた23歳だが、中盤戦以降に向け重要な大会となった。
またQTランク35位の金田久美子は、ヤマハ-を27位タイで終え、60万8571円を上積み。通算約326万円とし、第1回突破のボーダーと目されるラインをクリア。継続的な出場権獲得が濃厚となった。
今季から日本ツアーに参戦する、“韓国ツアー賞金ランク2位”のペ・ソンウは、葛城の4日間で3位フィニッシュを果たし、一気に650万円を加算。今季の通算獲得額でも1000万円を超え、昨年ベースで考えると今季のフル出場権に当確ランプがともった。
なお、昨年の第1回リランキングでは、ボーダーが約320万円と記したが、同額だった場合の優先順位は、(1)2018年度賞金シード次点5名(賞金ランキング51〜55位)の者(2)2018年度ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング1位の者(3)QTランキングリスト上位順(4)生涯獲得賞金ランキング上位−となっている。
<ゴルフ情報ALBA.Net>